国内でミルクラン輸送を試行してみました
物流事業者であれば、集荷や配送業務において、配送担当者の能力に頼り切っている、というようなことがあるのではないでしょうか。今回のTranOpt Noteでは、複数拠点を回って集荷するミルクラン輸送のシミュレーションを行ってみたのでご紹介したいと思います。
マッチングの対象となる拠点とルートについて
今回のシミュレーションに使用した拠点は兵庫県姫路市の国宝でもある姫路城を中心に、周辺の公共の建物などを拠点と見立てて効率的な集荷のシミュレーションを行いました。
なお、本シミュレーションは直線距離で行っています。
※ミルクラン輸送シミュレーションは、手元のPCで実行したのものであり、TranOptではお試しすることはできません。ご注意下さい。
なお、現実に近いアプローチをするため、各拠点には、仮に集荷体積、集荷重量の情報を持たせた上で、以下の制約のもとでシミュレーションを行っています。
シミュレーション結果
実際にプログラムを実行して集荷をシミュレーションしてみました。結果は以下の通りです。トラック1台につき色別でルートを示しています。利用する車両は合計で5台となりました。